21世紀COEプログラム
動的機能機械システムの数理モデルと設計論
The 21st Century COE Program
"Center of Excellence for Research and Education on Complex Functional Mechanical Systems"

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京都大学機械系の21世紀COEプログラムについて

COEリーダー,
京都大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 教授
土屋和雄199x155(4312bytes)

近年,国際競争力のある世界最高水準の大学づくりを推進することを目的に,文部科学省により,平成14年度から「21世紀COEプログラム」(平成15年度予算額約334億円)が実施されている.このプログラムは人文社会科学から自然科学までの学問分野を10分野程度に構成し,分野別に申請を受け審査する.京都大学工学研究科(機械工学専攻,機械物理工学専攻,精密工学専攻,航空宇宙工学専攻),情報学研究科(複雑系科学専攻)および国際融合創造センターは,機械工学の総合的,世界的研究を行うこと,得意分野に資源,人材を投入して,研究の個性を伸ばすことを基本方針とし,平成15年度より機械工学分野における21世紀COEの研究教育拠点に選ばれた.

我々は「動的機能機械システムの数理モデルと設計論−複雑系の科学による機械工学の新たな展開−」をテーマとしている.このテーマにおいて,複雑な機械システム(すなわち,複雑な相互作用をする多数の要素から構成されたシステム,環境の影響のもとで多様な構造と運動を発現するシステム)の現象解析とモデル化,および制御と機能設計を行うこと,またその複雑な機械システムを対象とした新しい視点に基づく機械工学を行うことを目標としている.研究方針として,複雑なシステムの本質(複雑さ)を明らかにし,複雑さの高い機械システム(複雑系機械システム)を研究対象としてそのモデル化,設計に取り組んでいる.

また,本プログラムに選ばれたことを受けて,若手研究者育成計画と社会連携活動計画を掲げている.前者では問題解決能力の育成と"On-the-Research Training"によって育成することを方針として,大学院博士後期課程と若手研究者の育成を狙っており,後者では企業技術者の専門教育を重視し,「複雑系機械工学」のリカレント講座を開くことや産学交流活動を計画している.


京都大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 機械物理工学専攻 精密工学専攻 航空宇宙工学専攻
  情報学研究科 複雑系科学専攻
京都大学 国際融合創造センター
拠点リーダー 土屋和雄(工学研究科・航空宇宙工学専攻)
拠点事務局 林 紀夫

本拠点に関するお問合せは 拠点事務局 まで