社会連携活動計画

現在、機械技術は高効率を要求機能とする機械システムから高効率とともに環境との適応・共生機能も重視する機械システムへとその技術体系を大きく転換しようとしている。それに伴って、新しい機械システム概念にもとづいた機械工学の体系的理解が技術者に求められてきている。本拠点では社会連携活動のひとつとして本拠点活動においてその体系化を目指している新しい機械工学「複雑系機械工学」に関する教育プログラム、リカレント講座「複雑系機械工学」を実施する。

(1) リカレント講座「複雑系機械工学」

社会人を対象としたリカレント教育の場を全国数都市で設ける。リカレント教育の中身は複雑系機械工学に関する平易な解説であり、解決すべき課題を抱え新しい機械工学の体系的理解と方法論を模索している研究者・技術者への再教育の場とする。またこの活動は、従来から大学と社会の連携に関して活発な活動を行っている機械系専攻の同窓会組織と協力して行う。


京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 マイクロエンジニアリング専攻 航空宇宙工学専攻
情報学研究科 複雑系科学専攻
京都大学 国際融合創造センター
拠点リーダー 土屋和雄(工学研究科・航空宇宙工学専攻)
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